西米良村・西米良中の3年生がデザインした
村の加工グループの商品パッケージが完成しました。
生産者らと連携し村の特産品開発やPRを目指す
「村特産品応援プロジェクト」の成果第1弾で、村内の観光施設などで販売。
4月から進学のため村を出る3年生7人は
「商品が少しでも村の元気につながればうれしい」と古里の活性化を願っています。
同校では村の活性化について考える機会をつくろうと、
本年度から村内の生産者や加工グループなどと
新商品や販売促進のためのグッズ販売に取り組んでいます。
地域おこし協力隊として村のユズ団地で働く
壱岐拓朗さん(31)がコーディネートし、
生産、加工業者などを講師に迎え学習を重ねてきました。
3年生は2班に分かれて、村内の女性加工グループ「いとまき倶楽部」が
地元産材料でつくる「高菜の油炒め」の包装デザインを担当。
宮崎市の「リレーションデザイン」のデザイナーなどと相談しながら、
急峻な山の間を流れる川を素朴な色使いで表現。
漬物たるのマークを添えて優しいデザインに仕上げました。
商品名も「高菜炒め」に一新し「西米良温泉ゆた~と」「百菜屋」などの
観光施設で110グラム入り300円で販売。
題字を書いた土持圭貴君(15)は
「自慢の西米良の自然が伝わるように考えた。
たくさんの人に買ってもらいたい」と話しています。
また、2年生は同グループと連携して
村の農産物を使ったピクルスの試作に取り組んでおり、
来年度の商品化を目指しています。
宮崎日日新聞 3月19日より抜粋
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