新富町の富田浜入り江とその周辺で、町の花ルピナスが見頃を迎えています。
辺り一面は房状の黄色い花々で覆われ、
訪れた釣り客やサーファーらの目を楽しませています。
ルピナスは南欧原産の一年草で、同町では戦後、緑肥として栽培が始まりました。
1979年に町の花に制定され、町内では「ルーピン」の愛称で親しまれています。
富田浜への植栽は、同町の「花の里づくり会」が中心となって実施。
昨年は「市町村地域づくり団体等協働モデル事業」の採択を受け、
同入り江南側にも植栽地を拡大。
地域ボランティアら約300人が、
富田浜公園や入り江西側も含め計2万3千平方メートルに種をまいていました。
町まちおこし政策課の甲斐雅啓課長補佐は
「アカウミガメの一大産卵地である富田浜や、
レガッタ競技などが親しまれる富田浜入り江の魅力を町民が再確認できる取り組み。
将来はルピナスの自生を期待したい」と話していました。
ルピナスの見頃は今月いっぱいだそうです。
宮崎日日新聞 3月24日より抜粋
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