県警捜査1課と日向署は29日、
コンビニで購入したおにぎりに銀歯が混入していたとする虚偽の報道をさせたとして、
信用毀損(きそん)の疑いで、日向市比良町2丁目、
小学校教諭黒木容疑者(46)を逮捕しました。
逮捕容疑は2月25日午後3時ごろ、毎日新聞社延岡通信部記者を自宅に呼び、
同市内のコンビニで購入したおにぎりを食べたところ
「
硬い物をかんだような違和感があったので吐き出すと、中から銀歯が出てきた」
などとうそを言って翌26日付朝刊で報道させ、
同店の信用を損なって業務を妨害した疑いです。
同署によると、同25日に黒木容疑者から同署にも相談があり、
捜査を進めたところ黒木容疑者の歯の詰め物であることが判明しました。
黒木容疑者は容疑を否認しています。
同市教育委員会は「
子どもたちの教育をつかさどる教職員が
社会的信用を失う行為をしたことについて非常に深刻に受け止めている。
関係する子どもたちはもちろん、保護者や市民の皆さまに深くおわび申し上げる」と
コメントしました。
毎日新聞西部本社代表室は「
今後取材はいっそう精査し、慎重を期します」との
コメントを出しました。
宮崎日日新聞 3月30日より抜粋
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