宮崎市跡江と瓜生野の大淀川に架かる新「相生橋」が2月に開通したことに伴い、
撤去される予定の旧「相生橋」に感謝するお別れ会は22日、同橋でありました。
地域住民ら約250人が訪れ、橋に絵を描いたり写真を
撮ったりして思い思いに渡り納めをしました。
旧「相生橋」は長さ397メートル、1971(昭和46)年3月に完成しました。
新「相生橋」の開通に伴い、ことし2月12日から通行止めになっていました。
お別れ会はは44年間地域住民を支えた橋に感謝しようと、
県が開催しています。午前10時の開放から
地域住民らが訪れ、橋を渡りながら写真を撮ったり、絵を描いたりして別れを惜しみました。
会場には旧「相生橋」の起工や完成を伝える当時の新聞記事が飾られ、
来場者が興味深げに目を通していました。太鼓の演奏や
記念品の配布のほか、「あいおいばし」という人文字を
空から撮影するイベントなどがありました。
旧「相生橋」を通勤で20年ほど使っていたという同市上北方、会社員益若喜夫さん(66)は
「新しい橋ができて便利になったが、家から見える景色が
変わると思うと寂しい」と話していました。
旧「相生橋」は3月末に撤去工事が始まり、
2017年5月までに取り壊される予定です。
(宮崎日日新聞 3月25日 抜粋)
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