新富町新田・湯之宮地区の太田照清さん(78)方の庭園で、
ネモフィラやチューリップなど春の花々が見頃を迎えています。
約千平方メートルの敷地には、およそ100種が植えられ、
今月の下旬まで楽しめるとのことです。
太田さんは、1980年に妻カヨさんの病気療養を目的に宮崎市から移住。
竹やぶを切り開くなどして夫婦二人三脚で庭づくりを始めました。
2007年にカヨさんを亡くして以降も太田さんは1人で庭の手入れを続け、
ことしは霜害を防ぐため、冬場、屋内に苗を移すなどの作業に取り組んでいました。
庭園内は、白い小さな花に紫色の斑点が入ったネモフィラやパンジー、
ゼラニウムなどが咲き誇り、花々の甘い香りが漂います。
これからは、オレンジ色の花を付けるキンレンカや八重桜も見頃を迎えるといいます。
太田さんは「今がたくさんの花を一度に楽しめるとき。
ゆっくりと花々を眺めてほしい」と話しています。
太田さん方は、国指定天然記念物の湯之宮・座論梅の近くです。
入園は無料です。
宮崎日日新聞 4月3日より抜粋
コメント 0