パトカーや捜査車両を扱う署員に事故を防ぐ意識を高めてもらおうと、えびの署は20日、
同署講堂で交通安全講話を開きました。参加した約30人の署員を前に、
県地域交通安全活動推進委員協議会連合会の中村忠人会長が
先を予測する運転の大切さなどを伝えました。
中村さんは「プロの目、アマの目」と題し講話しました。県内でトラック運転手への
指導も行っており、トラックが関わる事故が交差点、しかも青信号での発生が
多いことも紹介し「信号が青でも、赤信号の車が
突っ込んでくるかもしれない。プロのドライバーなら、他の車や歩行者の
動きを予測しなければならない」と強調しました。
「サイレンを鳴らした緊急車両も周囲の車が協力してくれるわけではない。
くれぐれも気をつけて」と呼び掛けました。
また、青信号だからと交差点で加速する車や、歩行者がいる横断歩道前で
停止しない車が多いことも説明しました。「安全運転は自分や
家族のためにするもの。ドライバーのためになると思って
取り締まりを強化してほしい」とも話していました。
(宮崎日日新聞 3月25日 抜粋)
コメント 0