特殊詐欺を未然に防いだとして、宮崎南署(齋藤直司署長)は、宮崎太陽銀行青島支店
(宮崎市青島2丁目)の副長岩滿正さん(45)と行員開地莉央さん(20)に
署長感謝状を3月30日贈りました。
同署などによると、3月16日に高齢夫婦が支店を訪れ、2人名義の定期預金計300万円の
解約金を申し出ました。応対した開地さんは、県警などが作成した
「高額現金払戻時チェックシート」を使い解約理由を尋ねたが、
2人は使途を明かしませんでした。
不審に思い、開地さんは岩滿さんに相談し警察に通報しました。署員を交えて
夫婦を説得しました。送金先と明かされた夫婦の息子に連絡したところ
「送金を頼んだ事実はない」ことが分かり、被害を防ぎました。
齋藤署長から感謝状を受けた開地さんは「担当する方の財産を守ることができて良かった。
これからも積極的な声掛けを続けたい」、岩滿さんは「誰でも特殊詐欺に
巻き込まれる可能性がある。日ごろから気軽に相談できる人を
見つけてもらいたい」とそれぞれ話していました。
(宮崎日日新聞 4月5日 抜粋)
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