川南町漁協(溝口吉治組合長)は4日、川南漁港内に直売所「通浜」をオープンしました。
鮮魚のほか、弁当や野菜、果物、加工品など地元特産物も取りそろえ、
同漁協は「日常の買い物に活用してほしい」と期待していました。
同漁港内には直売所があったが、手狭だったことから昨年5月、同漁協南側の空き地に
建設され、総工費は1億2千万円です。建物の面積は約265平方メートルで、
売り場と加工所を併設しています。
同日は落成式を行い、溝口組合長や川南の日髙昭彦町長、県漁連関係者らが出席しました。
溝口組合長は「多くの人の協力で開店することができた。地元のニーズに応え、
愛される直売所を目指したい」とあいさつし、
テープカットでオープンを祝いました。
売り場には多くの買い物客が訪れ、新鮮な賞品を次々と購入し袋をいっぱいにしていました。
落成記念イベントもあり、マグロの解体ショーや切り身の無料振る舞いのほか、
魚すくいや特産物の販売スペースの特設もありました。
川南町市納の西村未美さん(65)は「駐車場も広く、気軽に足を運べる。
頻繁に利用して交流の場にしたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 4月5日 抜粋)
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