日南市の異業種グループ・市産業活性化協議会(通称NIC21、森久孝会長)は、
昨年発行した神話本「日南の神々を訪ねて」の改訂版を制作しました。
従来の内容をより分りやすいように工夫し、
新たな執筆も加えました。
同本は、市内の鵜戸神宮や潮嶽神社などに祭られている神々の神話を
掘り起こす目的で昨年3月に発行しました。
宮司に寄稿してもらったほか、会員が神社を訪ね歩いて執筆し、
雰囲気を出すため和とじ製本にしていました。
今回は、より多くの人に気軽に手にとってもらうため、
市のNPOパートナーシップ創造事業を活用して一般的な紙表紙で250冊を
準備しました。本の厚さは半分ほどになったが、
當藝志美美命(たぎしみみのみこと)を祭る吾田神社に関して「吾田神社の思い出」、
玉依毘売命(たまよりひめのみこと)を祭る宮浦神社について
「守護神と共に生きる」などを加筆し、
157ページから173ページに増えました。
市内の観光ボランティアや図書館に配布したほか、同協議会事務局がある
日南商工会議所で先着順に無料配布します。森会長は「身近にある
日南の神話の語り部育成につながればいい」と話しています。
(宮崎日日新聞 4月12日 抜粋)
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