宮崎ロータリークラブ(金丸憲史会長、87人)の創立55周年記念式典と祝賀会は
10日夜、宮崎市の宮崎観光ホテルでありました。出席した会員や家族ら
約100人がクラブの発展を誓ったほか、社会に貢献している人に贈る
職業奉仕賞の授与式もありました。
同クラブは1960(昭和35)年、日本で347番目のロータリークラブとして
発足しました。式典では金丸会長が50年前に制作された創立5周年記念誌に
会員が寄せたメッセージなどを読み上げ、「さらなる歴史を重ね、
社会奉仕に努めていきたい」などとあいさつしました。
授与式では、神武大祭で使う衣装などを20以上無償で修理する
製靴店主飯干畩二さん(73)=同市下北方町=に職業奉仕賞(ダリア賞)を、
ブラジルからの留学・研修生の悩み事などの相談に30年応じてきた
農業野崎ローザ里美さん(51)=同市清武町船引=に
国際奉仕賞(サミット賞)をそれぞれ贈りました。
入院中の飯干さんの代理で出席した妻の久美子さん(70)は
「普通の生活をしてきただけなのだが、大変な賞を
いただいてうれしい」、野崎さんは「今後も少しずつでもいいから
皆さんの力になることができたら」と話していました。
(宮崎日日新聞 4月12日 抜粋)
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