新富町えびね愛好会(松原亢之助会長、22人)は、同町中央公民館で
「第37回えびね展示会」を開いていました。全員19人が丹精した
エビネランやカンアオイをはじめとした山野草計339点を並べ、
町内外から愛好家が訪れています。
出品されているのはエビネラン64点やカンアオイ193点のほか、
テンナンショウやツワブキなどです。来場者は会場に広がる
爽やかな香りを楽しみながら、全員に育て方を尋ねたり、
作品に顔を近づけて鑑賞したりしていました。
11日にあった審査会では、「夢紫梅」というエビネランを出店した都農町川北・南新町の
萩原和則さん(60)が総合優勝しました。萩原さんは「毎日、植物の
状態に気を配り、花に話し掛けるように育ててきました。
種の保存にもつながる取り組みとして、今後も
励んでいきたい」と喜んでいました。
松原会長(81)は「全体の出品数は年々、増えている。展示会は、会員や来場者が
それぞれの工夫について意見を交わせる場。会場を訪れ、
花作りに役立ててほしい」と話していました。
(宮崎日日新聞 4月12日 抜粋)
コメント 0