都農町の尾鈴山で4月29日、山開き登山がありました。
町内外の家族連れら71人が参加。
時折、小雨が降るあいにくの天候ながら、
思い思いのペースで約7時間半の散策を楽しみました。
尾鈴キャンプ駐車場に集合した参加者たちは、神事の後、
午前8時すぎに登山口に向かって出発しました。
山頂までの道のりは急勾配な上、ぬかるんだ足元に悪戦苦闘。
それでも同行者と声を掛け合いながら、山頂を目指して歩を進めました。
山頂に到着すると、参加者たちは濃い霧に包まれる幻想的な雰囲気の中、
つかの間の休息を取って後半の長崎尾、尾鈴林道へ。
例年登山道に咲き誇るアケボノツツジやシャクナゲの花が今年は少なめだったが、
参加者たちはぽつりと咲く花を見つけては、写真を撮るなどしていました。
友人3人と参加した同町湯の本、事務職員黒木翔さん(24)は
「途中、苦しい所もあったが、慣れてくると友達と話しをする余裕も出て楽しく登れた。
登山を始めるきっかけにしたい」と話していました。
宮崎日日新聞 5月1日より抜粋
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