風薫る日南路を自転車で駆ける「スカイランドinにちなん」は5月10日、
日南市の飫肥‐酒谷を往復する約38キロのコースでありました。
県内外から参加した80人ほどの自転車愛好家らが思い思いのペースでペダルをこぎ、
自然豊かなコースを満喫しました。
大会は、初心者からベテランまでの自転車愛好家にサイクリングを楽しみ、
交流の場にしてもらおうと2013年からスタート。
綾町や西都市など県内各地を走り、日南では初めての開催となりました。
この日は、開会式の後、3グループに分かれて順番に飫肥城大手門前を出発。
専用ジャージーに身を包んだ参加者たちは自慢の愛車にさっそうとまたがり、
コース途中の城下町の町並みやまぶしい新緑、
川の流れといった自然の風景も楽しんでいました。
酒谷地区の坂元棚田に到着した後は、
道の駅「酒谷」で昼食を取って復路に就き、全員が完走しました。
日南市サイクリング協会メンバーがサポート伴走や大会運営を行いました。
参加者最年長の宇都宮士郎さん(75)は、きつい坂道もあったが元気良く完走。
「初参加だがさわやかな新緑や棚田の景色も楽しめ、多くの人と交流もできた。
また挑戦したい」と汗をぬぐっていました。
大会は地域振興も兼ねており、参加者たちはゴール後、
「食べあるき・町あるき」マップを手に飫肥城下町を散策していました。
宮崎日日新聞 5月13日より抜粋
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