日向市のドライブイン「はまぐり碁石の里」内に5月14日、
新施設「囲碁ミュージアム」が登場しました。
同市特産のはまぐり碁石の製造工程が見学できるほか、
囲碁の歴史やルールなどを動画や写真で分かりやすく紹介するそうです。
同施設は、ミツイシ(黒木宏高社長)が運営。
土産物販売コーナーやレストランのほか、
創業98年のはまぐり碁石メーカー黒木碁石店の工場が併設されています。
新設したミュージアムでは、同市の碁石製造の歴史や細かな製造工程、
囲碁のルールやを紹介するパネルや動画が見られるほか、
その価値4、5千万円以上とされる日向市産のハマグリを原料にした碁石や、
ガラスや木などを素材にした世界の碁石も展示。
幅広い人たちに囲碁に興味を持ってもらう狙いで、
語呂を合わせた「いご・ごいしの日(2015年5月14日)」にオープンしました。
同社碁石事業部の片田敏一部長は「観光客はもちろん、市民の方にも来ていただき、
あらためて世界で唯一の産地であることなどを知ってもらいたい」と話しています。
5月17日までオープン記念イベントを開催します。
碁石作り約60年、県の伝統工芸士でもある安藤正さん(74)指導による
「碁石手摺り体験」のほか、「太刀盛り」と呼ばれる榧の碁盤に漆の線を引く
伝統技法の公開などもあります。
入場料:無料 開館時間:午前9時~午後6時
問い合わせ:ミツイシ 0982-(54)-3800
宮崎日日新聞 5月15日より抜粋
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