都城盆地を一望できる都城市安久町の金御岳公園に、
訪れた人が自由に鳴らせる鐘「天の金山の鐘」が完成しました。
鐘をつるす支柱はハート形をしており、
恋愛成就などを願う「幸運のパワースポット」として人気を集めそうです。
鐘は高さ約２０センチで、高さが約３メートルある支柱の枠内につるされています。
支柱の枠内に霧島連山の風景が収まるよう、設置場所も工夫。
鐘の設置は、同公園の景観保全や地域振興に取り組む
同市の中郷地域経済活性化対策協議会が創立３０周年を迎えたのを記念して企画。
食欲など三つの欲を断って金御岳に「座する」と
願いがかなうという地元の伝承にちなみ、
人々の願いや希望を天に託す象徴として鐘を設けることにしたそうです。
お披露目となる除幕式は５月１０日に行われ、
原口会長（４７）は「今後も金御岳を観光地、そして地元の宝として
発展していくよう協力して守っていきたい」と話していました。
宮崎日日新聞 ５月１４日より抜粋
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