霧島ジオパークジオ講演会第4弾(霧島ジオパーク推進連絡協議会主催)は5月28日、
都城市コミュニティセンターで開かれました。
鹿児島県立図書館の原口泉館長が「霧島の歴史とジオ」と題し講演。
市民ら約80人が霧島の歴史や特産物などについて学びました。
原口館長は「霧に浮かぶ島『霧島』には多くの神話、物語が残っている。
地域で大切に育ててきた物語を生かし、
多くの人に語り掛けるということはヨーロッパではやっていること。
こうした夢のある物語を、地域の人が大事にしなければならない」と呼び掛けました。
また、都城には昔から茶やサツマイモ、シイタケ、
みそなどの豊かな産物があったと紹介。
「サザンカの若芽で茶を作り、たしなんでいたという記録もある」
「三股には名物の和人参(にんじん)があったが、
取り尽くしてしまったらしい」などと、
地元でもあまり知られていない話も披露しました。
宮崎日日新聞 6月3日より抜粋
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