蜂蜜の採取体験が30日、宮崎市広島1丁目の石井記念こひつじ保育園(辻美香園長、
59人)でありました。園児ら約30人が巣箱から糖度80度以上の
甘い蜜を取り出し、試食するなどして楽しみました。
同市中心市街地のビル屋上でミツバチを飼育する、
「みやざきBeeプロジェクト」(会長・根岸裕孝宮崎大教育文化学部准教授)の
活動の一環です。今年の初搾りを園児らに体験してもらおうと企画しました。
同市で養蜂に取り組む任意団体・たのしや笑店の長友清実代表(52)が
蜂蜜の取り出し方を説明し、園児らは力いっぱい、蜜ろうの入った
分離器のハンドルを回しました。試食では「甘い」「おいしい」などと笑顔でした。
同園年長の芋瀬日葵ちゃん(5)は「ハンドルは重かったけど、
おいしい蜂蜜が取れた。ホットケーキに掛けて食べたい」と話していました。
同プロジェクトは2013年4月から始まり3年目になります。
蜂蜜の販売によって得られた収益で蜜源となる花を増やし、
街の魅力創造を図ることを目的にしています。
(宮崎日日新聞 5月31日 抜粋)
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