日南市の油津商店街再生に取り組んでいる株式会社油津応援団(村岡浩司代表)が、
同商店街のマルショク跡空き店舗(約800平方メートル)に整備する
多世代交流モール(仮称)の起工式が30日、同所でありました。
6月1日着工で11月中旬のオープンを目指します。
同モールは中庭を挟んで、多目的スタジオやプロ野球広島カープのグッズなどを
展示するカープ館といった施設からなる多世代交流スペース、
飫肥杉のカウンターを使った飲食店が並ぶ屋台村などで構成されます。
建設費1億4千万円で、うち約9千万円を国、
約3千万円を同市が補助します。
起工式には同社や同市、同商店街関係者ら約20人が出席しました。
村岡代表「まちづくりは終わりのない旅のようなもので、
時代やニーズに合わせて姿を変えなければいけない。
モールが皆さんに満足していただける素晴らしい施設となるよう努力する」、
同市の田中利郎副市長は「人や物の流れを増大させる空間が
できることは中心市街地活性化において心強い。
市の経済活動の基盤として重要な役割を担う施設になる」とあいさつしました。
式後、同商店街再生を担う市のテナントミックスサポートマネージャー木藤亮太さんが
出席者に対し、模型を使ってモールの概要を説明しました。
屋台村について「クルーズ船など外から来たお客さんに油津の味を
味わってもらえるようにする。人材育成の部隊ともなる
飲食店にしたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 5月31日 抜粋)
コメント 0