シンガポールの国立男子中学生・セイントゲイブリエル中の3年生10人が、
日南市北郷町・北郷小中学校(都成量校長、315人)の生徒宅に
ホームステイし、同校へ通って授業を受け、地域との交流も
楽しんでいる。滞在期間は14~20日の1週間。
姉妹校関係の両校は、相互文化の理解や親睦を深めようとホームステイを
例年実施。18回目となる今回、両校の生徒たちは書道や
押し花のほか、坂元棚田(同市酒谷)の田植えや
観光地巡りも体験している。
17日には、セイントゲイブリエル中の10人と北郷小中学校の7年生22人が、
同校でシンガポールの一般的なデザート「ボーボー・チャチャ」
作りに挑戦した。
ココナツミルクやパンダンの葉を煮たスープに、サツマイモや里芋、タピオカを
混ぜたもので、生徒たちは皮むきや材料切りなど役割を分担し、
簡単な英語と身振り手振りを交えながら楽しげに
調理していた。同日はイチゴ摘みや
スイートコーンの収穫もあった。
セイントゲイブリエル中生で母親が日本人という米田心君(15)は、流ちょうな
日本語で「ビルが多いシンガポールと違って、北郷は山が多くて
すごくきれい。みんながフレンドリーで優しい」と
うれしそうに話していた。
宮崎日日新聞 6月18日 抜粋
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