宮崎市糸原の宮崎刑務所(中村吉一所長)剣道部が、
全国矯正職員武道大会施設対抗試合で優勝した。
同大会での優勝は2年ぶり3度目。
大会は3日に東京拘置所で開かれ、同部は団体戦に
20~40代の選手6人が出場。準決勝で秋田刑務所を3-0、
決勝で大分刑務所を1-0で下した。
宮崎刑務所は全国にある施設の中でも規模が小さく、
同部の部員数も少ない。そんな環境の中、常時約15人の部員が
毎日の勤務後に約1時間の稽古で汗を流している。
今回の主力メンバーのけがなどもあったが、その分チームのまとまりや
結束力が強く、普段からの地道な基本稽古や地稽古が実を結んだ。
2010年初出場で初優勝。13年に2度目の優勝を果たしたものの、
昨年大会は予選で敗退したため出場できず、
雪辱を期した2年ぶりの出場で王者に返り咲いた。
同部は「予選から厳しい試合が続いたが、選手が力を出し切ってくれた。
指導に当たってくださった先生方にも大変感謝している」と話している。
宮崎日日新聞 6月18日 抜粋
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