イオングループはグループの労使で積み立てる「イオン社会福祉基金」による
福祉車両1台を延岡市社会福祉協議会に贈呈。10日に
同市社会福祉センターで贈呈式があった。
同基金は、全国の障害者の福祉向上を目的に、1977(昭和52)年に設立。
グループ87社、約6万人の労使双方が毎月50円ずつ積み立て、
福祉車両の贈呈ほか福祉施設でのクリスマスイベント、
餅つきといった活動に役立てている。福祉車両の贈呈は54台目で、
本県では初めて。車は、車いす2台を含め10人が乗車できる。
贈呈式にはイオン九州の柴田祐司社長、マックスバリュ九州の佐々木勉社長や
両社の労働組合役員など約40人が出席。柴田社長が
首藤正治延岡市長に目録を贈った。
柴田社長は、同基金の歴史などを説明した上で「今後も地域や
障害者との交流を、さらに深めていきたい」とあいさつ。
首藤市長が「これまで社会福祉協議会で使っていた福祉車両が老朽化しており、
タイムリーな寄贈をいただいた。有効活用させていただく」と礼を述べた。
宮崎日日新聞 7月11日 抜粋
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