”振徳産”マンゴーを地域に発信、2011年からマンゴー栽培に
取り組んでいる日南振徳高校(川上浩校長、657人)は、
糖度の高いマンゴーの生産に成功しました。
今年に入って生産量も安定したことから、同校3年生がブランディングプロジェクトを
立ち上げ、同校発のブランドマンゴーとして販売の準備を進めています。
プロジェクトは6月に始動しています。
メンバーは生産に取り組む地域農業科亜熱帯果樹コース生徒と商業の知識や経済、
企業経営について学ぶ商業、経営情報科の調査研究班の計20人です。
4年前にスタートしたマンゴー生産は長雨の影響や水分の調整の難しさなど
失敗と苦労を重ねたが、土地にあった栽培方法など研究を地道に続けた結果、
昨年糖度が15~16度のマンゴー生産に成功しています。
今年に入って収穫数も280個近くを見込めるほど安定したことから、
同校のマンゴーを味わってもらいたいという思いが高まり、
プロジェクトが立ち上がりました。
マンゴーのブランド名は「あまくてうまい」にちなみ
「あまんごーうまんごー」になりました。
17日には同校で発表会があり、プロジェクトに携わる生徒や
教諭らが出席し、試食会などがありました。
生徒たちは8月に同市の道の駅「なんごう」と見や雑記しの百貨店で
販売活動を行う予定です。価格は箱入り2玉(1玉450~500グラム)が3千円、
小ぶりのフルーツパック2玉が1500円と市場の半額ほどで購入できます。
プロジェクトリーダーの商業化都甲寛太君(18)は
「いつかは完熟マンゴー『太陽のタマゴ』に負けないブランドとして
育てていきたい」と意気込んでいました。
(宮崎日日新聞 7月19日 抜粋)
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