[日向市 命の大切さ伝える講話]
子どもたちに命の大切さや地域の歴史などを学んでもらおうと、
日向市の塩見小(東村真一校長、130人)で
このほど「命を考える日」の講話がありました。
同校敷地内には、太平洋戦争末期に同市へ沖縄県浦添市から子どもたちが
集団学童疎開していたことを記念する石碑があり、
この石碑の由来や当時の様子などを、甲斐誠二さん(78)=同市財光寺=と
平山直雄さん(82)=塩見=が児童らに説明しました。
甲斐さんは「富高、塩見、平岩の3地区に約200人が疎開してきて、
このうち塩見では100人近くが約2年間過ごした」などと
当時の様子を離していました。
また平山さんは空襲により父親を目の前で亡くした経験を語り、
戦争の悲惨さを訴えました。
6年の黒木笑佳(えみか)さん(12)は「石碑の由来を初めて知り、
あらためて命の大切さを感じた」と感想を述べました。
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[日向市 男児を保護、感謝状贈る]
雨天で傘を差さずに交通量が多い国道を歩いていた児童を保護したとして、
日向署は日向市の富高の団体職員松田佐登子さん(54)に、
このほど感謝状を贈りました。
松田さんは6月17日午後7時ごろ、国道327号を車で進行中、雨にぬれながら歩く
同市内の小学4年男児(10)を発見しました。薄暗い時間帯で
車の通行も多かったため、男児を車に乗せて保護し、
近くの派出所に預けました。
連絡を受けて男児を迎えにきた保護者は「心配で捜していた」と感謝したといいます。
甲斐伴伯署長から感謝状を手渡された松田さんは
「交通事故に遭うかもしれないと思い放っておけなかった。
保護者の元に無事戻って安心した」と話していました。
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[高千穂町 水泳の練習成果を披露]
第54回高千穂町こども水泳大会(実行委主催)は24日、
同町いきいき温水プールすこやか館でありました。
町内5小学校の4~6年生延べ231人が出場しました。
保護者が見守る中、練習の成果を披露していました。
児童の体力向上を図り、親睦を深めようと毎年開催しています。
男女学年別に25、50メートルの自由形と平泳ぎ、
学校対抗リレーで競いました。
駆け付けた保護者はカメラを手に歓声を上げ、児童も
仲間に向け大きな声援を送っていました。
50メートル自由形で大会新記録を出した上野小5年の
草村琉花(るか)さん(10)は「ターンが練習の時よりうまくいった。
今の記録を超えられるように頑張りたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 7月27日 抜粋)
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