延岡市・延岡星雲高(黒木淳一校長、590人)で24日、
同校フロンティア科1年生40人を対象に、英語でのプレゼンテーション方法を
学ぶ行事「グローバル・セッション」がありました。
宮崎国際大の准教授や留学生5人と英語で会話しながら、失敗や間違いを忘れず、
堂々と情報を伝える姿勢を身に付けました。
同セッションは4年前の同科開設以来、異文化への理解を深めようと
立命館アジア太平洋大(大分県別府市)と実施しています。
本年からは本県の教育資源を活用しようと
宮崎国際大と連携を図り実施することになりました。
同セッションでは同大学国際教養学部のジュリア・クリスマス准教授らと同校生徒が、
写真を使いそれぞれの出身国を説明しました。続いて生徒が2人1組となり、
自分の趣味や好きな食べ物を紙に書いて示しながら互いに自己紹介し合い、
クリスマス准教授らから「大きな声で、笑顔で、相手と目を
合わせることを忘れずに」と助言を受けていました。
最後に生徒5人が将来の夢や目標、本県お薦めの場所などをプレゼンテーションしました。
黒田あゆみさん(15)は「自分の拙い英語が通じるか心配だったが、
先生たちが分かりやすくゆっくり話してくださった。
恥ずかしくなく、楽しく英語で紹介ができた」と話していました。
同校では27~29日にも、同科2年生対象のセッションを実施します。
文系生徒は同大学を訪問、理系生徒はホンダロックや宮崎大農学部など、
県内企業や大学などを見学するキャンプを行います。
(宮崎日日新聞 7月27日 抜粋)
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