大学生3人が日南市南郷町の道の駅「なんごう」(横山正駅長)で、
長期のインターンシップ(就業体験)を行っています。
8月24日まで同駅での運営や接客などの実務に携わるほか、
8月23日には自分たちで企画立案したイベントの実施を予定しています。
受け入れは、国土交通省の呼び掛けで、全国「道の駅」連絡会が
全国44大学と協定を結んで今年から始まった事業で、
サービス分野や観光を学ぶ学生を想定し、全国の道の駅から希望する場所を選び
2週間から1ヶ月、地元に宿泊しながら仕事を体験します。
学期中の講義などと合わせて単位を取得できます。
今回は道の駅「なんごう」が県内唯一の受け入れとなりました。
3人は青森中央学院大(青森市)の大澤洋之さん(20)、下山葵さん(20)、
中村祐貴さん(21)のいずれも経営法学部の3年生で、
8月10日に来県し、8月11日から本格的な就業体験に入っています。
それぞれ、物産館やレストランでの接客、レジ係などを交代で担当しました。
さらに、特産品や観光面など地域の魅力を独自に整理し、
地域おこしへの提言も視野に入れています。
宮崎は初めてという中村祐貴さんは
「社会勉強のため、遠い場所でさまざまな体験をしたかった。
イベントでは青森をPRすることも考えています」と、早くも仕事になじんだ様子です。
横山正駅長は
「外からの若い視点で道の駅を見てもらえれば、こちらも参考になります」と、
3人の意欲に期待を込めています。
宮崎日日新聞 8月16日より抜粋
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