花の植栽や緑化によるまちづくりの貢献度を競う
「第25回全国花のまちづくりコンクール」で、
団体部門優秀賞に宮崎市高岡町の一里山地区
ふるさとづくり推進協議会(福田忠義会長80戸)、
企業部門激励賞に同市赤江の宮崎空港ビルが選ばれた。
一理山推進協は、2007年に発足。
一部住民が農道沿いで行っていたシバザクラの植栽を広げ、
地域づくりを始めた。
現在は、農道沿いの土手や農地など総延長2㌔にわたり約15万本を植え、
開花時は住民のおよそ50倍に上る
約1万人の鑑賞者が訪れる。
苗の生産から植栽、管理まで全て住民が行い、
地域ぐるみで活性化につなげていることが
評価された。
福田会長(72)は「2株の苗から始めた植栽が
評価されてうれしい。
今後も住民一体となり九州一のシバザクラの里を
目指したい」と慶ぶ。
12年の優秀賞に続き、激励賞を受賞した宮崎空港ビル。
空港や周辺道路でのブーゲンビリアなどの植栽や、
清掃活動などが評価された。
11年に空港周辺の企業と宮崎空港線修景美化推進協議会を発足、
一帯の植栽活動に着手した。
13年には市民団体や企業ら116団体で
花ボラネット宮崎を設立。
空港周辺だけではなくJR宮崎駅や宮崎港、、
市街地での植栽や清掃に取り組み、
街全体を花と緑で彩っている。
同社総務部環境美化課の内山次夫リーダー(62)は
「空港利用客や地域住民からも喜ばれている。
次回こそ大賞を狙う」と意欲を新たにしている。
コンクールは、市町村、団体、個人、企業の4部門があり、
本年度は全国1,904件の応募から大賞4件、
優秀賞9件、奨励賞10件などが選ばれた。
(宮崎日日新聞 11月25日 抜粋)
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