串間市にある志布志湾大黒イルカランドで本県出身者初となる
ドルフィントレーナーを目指し、志布志市在中の黒木さん(23)が
見習いとして奮闘しています。
今年1月からイルカショーのステージに立っている黒木さんインタビューで
「
まだまだ未熟。イルカの気持ちを理解し、
最高のパフォーマンスが引き出せるよう、努力したい」と
意気込んでいました。
黒木さんは日向市出身で幼いころから動物好きでした。
富島高校卒業後、宮崎市の宮崎ペットワールド専門学校に進学し
2年間、ドッグトレーナーやトリマーの勉強をしました。
卒業の約3ヶ月前に同ランドの「ドルフィントレーナー募集」の求人票に興味を持ち
ドルフィントレーナーになるために2012年に入社。
1年目は館内の掃除や餌の準備など、裏方で働きました。
また、忙しい中でも時間を見つけては先輩トレーナーの観察や
自宅ではイルカについての本を読むなどの勉強もしました。
動物に向き合う姿勢、仕事に対する熱意が濱崎館長(56)に認められ
2年目から本格的にトレーナーの訓練を始めました。
今ではジャンプの支持も的確で、イルカの背中に乗ってプールを泳ぎ
ショーを盛り上げています。
ただ、まだ経験不足でトレーナーになるには、イルカの体調管理など
総合的な能力を向上させないといけないといいます。
黒木さんは「
仕事がうまくいかないときも、イルカを見ると癒やされる。
イルカを含め、館内にいる動物の生態や面白さを、
多くの人に伝えられるように頑張る」と話していました。
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