高鍋町の高鍋湿原で希少種のサギソウが
花を咲かせています。
緑の湿原で小さな純白の花が風に揺れ、
サギが飛び回っているようとのことです。
今は3割程度の開花でピークは
これからだそうです。
サギソウはラン科の多年草で背丈は20~30センチ。
花は直径3センチで、花びらの縁が細かく裂け、
サギが翼を広げているように見えるそうです。
県版レッドデータブックで絶滅危惧1B類に
指定されています。
園内では西部湿原で約千本が自生し、
先月下旬に今季初めての開花が
確認されました。
園内では、秋の訪れを告げる
紅紫色のヒメノボタンが例年より
約1ヵ月早く咲き始め、
チョウトンボが飛び交っているそうです。
湿原を管理する同町嘱託職員の黒木清作さんは
「サギソウの花は小さいが、
真っ白い花びらが緑の湿原でひときわ目立ち、
神秘的で美しい。
園内ではいろんな生き物や植物が楽しめるので、
夏休みの思い出づくりに見に来てほしい」と
来園を呼び掛けています。
2014-08-19 10:20
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