大型で強い台風18号は5日、風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら
日向灘を北東に進みました。
大型で強い台風18号は5日、風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら
日向灘を北東に進みました。
宮崎地方気象台によると、県内は同日午後2時ごろから南部平野部と北部平野部、
山沿いの一部が暴風域に入り、台風は同6時ごろに最接近し、
同10時ごろに暴風域を抜けました。
宮崎市では風にあおられて転倒するなどして4人がけがをしました。
同気象台は同日、宮崎、串間市など3市2町に大雨洪水暴風警報を、
延岡市、高鍋町など3市6町に暴風警報を発表しました。
串間市では市木川と本城川が避難判断水位を超えたため、計234世帯497人に
避難準備情報を発令しました。
県危機管理課によると、日南市では10世帯13人、宮崎市で3世帯5人、
日向市で10世帯13人が自主避難しました。
宮崎市危機管理課によると、同市内の路上で89歳女性が風にあおられ転倒し重傷。
90歳男性も屋外で転倒して顔などに重傷を負いました。
このほか、50代女性と60代女性もけがを負いました。
九州電力宮崎支社によると県内では日南、串間市などで最大2900戸が停電しました。
宮崎空港発着の航空便が全便欠航となるなど、交通網にも大きな影響が出ました。
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