県内一のキャベツ産地である高鍋町持田の染ヶ岡地区で、
今季の収穫が始まりました。
同地区では毎年8月に「きゃべつ畑のひまわり祭り」を開催しており、
油分や繊維質の豊富なヒマワリをすき込んだ土づくりが特徴。
収穫は来年6月まで続きます。
このうち、同町持田の前田智宏さん(40)方では4ヘクタールで栽培しており、
祭りが終わった8月下旬に苗を定植。
10月下旬から、家族3人で根元から手作業で刈り取り、
箱詰めする作業に追われています。
先月相次いだ台風の影響もあるものの、出来は上々。
「今の時季は寒玉も柔らかく、生食がおいしい」といいます。
同町はキャベツ生産高4955トンと県内一を誇ります。
染ヶ岡地区は110ヘクタールある同町のキャベツ・白菜畑のうち、
75ヘクタールが集中する一大産地となっています。
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