新富町介護者の会(宮武キミ子会長、16人)は11月28日、町中央公民館で
「認知賞の人と家族の会」県支部代表の吉村照代さん(68)
=宮崎市=を招いた講演会を開きました。
同会員や福祉関係者ら約50人が出席。
認知症とこれからの介護の在り方について理解を深めました。
公演は「認知症と小規模多機能施設について」がテーマ。
吉村さんは認知症を患った家族の介護経験を交えながら、発症時の特徴や患者への
対応の仕方を紹介しました。
「症状自体よりも患者が困っている内容を理解することが大切」
「家族には暴言、徘徊(はいかい)といった行動心理症状に
つながる不安や焦燥を出にくくする
支え方が求められる」などと
呼び掛けました。
また、要介護者が自宅生活を継続できるよう支援する取り組みとして
「小規模多機能型居宅介護」を紹介しました。
「運営に当たっては地域の力を借りるのが前提」「老後も安心して
暮らせるまちづくりにつながる」などと説明しました。
宮崎日日新聞12月3日より抜粋
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