延岡市北川町で発生した高病原性鳥インフルエンザへの警戒が続く中、
県防疫対策本部副本部長の内田副知事が私的な会合で飲酒した問題で、
稲用副知事は事前に報告を受けたにもかかわらず、
参加を止めていなかったことが19日、分かりました。
両副知事は知事選中の河野知事に代わって防疫措置対応を任されていました。
内田副知事は19日、報道各社の取材に応じ、
「
一生懸命防疫作業をしている人がいる中で酒席に出て、
多くの人に不快な思いをさせ反省している」と陳謝しました。
参加について「
事前に稲用副知事に伝えていたが、止められることはなかった」と
明かしました。
一方、稲用福知事は「
祝いの会に誘われたと聞いたが、中身まで聞いていない」と説明。
その上で、「
酒を飲んではいけないという発送は私にはなかった。
だが、防疫に対応する人に不快な念を抱かせてしまったならば、申し訳なかった」と
話しました。
内田副知事は鶏の殺処分が完了した翌日の17日夜、
県庁職員らと宮崎市内の飲食店で飲酒。
2軒目では6人で乾杯している様子を撮影し、内田副知事了承の上で、
参加者の1人がインターネットの交流サイト「フェイスブック(FB)」上に
写真を投稿しました。
問題を受けて河野福知事は19日、「
両副知事を中心に、引き続き緊張感を持って
危機管理態勢を取ってもらいたい」とあらためて指示しました。
宮崎日日新聞 12月20日より抜粋
*12月19日の記事に関連記事が書かれています。
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