東日本大震災が原因で本県に避難・移住した家族と支援者らでつくる団体
「うみがめの卵~3・11ネットワーク~」(古田ひろみ代表)は13日、
川南町で「風と土のクリスマス会in川南」を開催しました。
口蹄疫に苦しめられた地元住民とダンスなどで交流し、同じ被災者として
復興に向けて絆を強めました。
同団体のメンバーら約40人が参加。最初に高鍋町の口蹄疫メモリアルセンターを
見学して本県が受けた被害の実態を学び、その後、川南町トロントロンドーム
西側広場周辺で開催されている「かわみなみ電飾大作戦」(町観光協会主催)の
イルミネーション25万個を楽しみました。
イルミネーションの光の中で行われた会では、同町の子どもたちや
芸能グループなどが合唱やハンドベル、
三味線演奏などを披露して
震災避難者らを歓迎。
避難者らもベリーダンスやフラダンスなどで地元住民らを喜ばせました。
古田代表(46)は「被災地として復興に向けて頑張っている
川南には縁を感じており、交流できて感無量」。
同協会の小嶋一史事務局長(66)も「川南のイルミネーションは「絆」を
テーマに行っています。
避難者に川南のことをもっと知ってもらい、川南からも避難者をさまざまな形で
支援したい」と話していました。
宮崎日日新聞12月20日より抜粋
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