高鍋町持田の坂本地区の住民はクリスマスイブの24日の夜、
サンタクロース姿に仮装して地区の子ども22人にプレゼントを届けました。
公民館活動や行事を側面で支える「
なんでんやろ会」が、
少子化の中で地域を盛り上げようと8年前から始めたものです。
今年のサンタ役は金崎館長(57)ら4人。
ラジカセで「
ジングルベル」を流してムードを盛り上げながら、
8世帯を訪問しました。
プレゼントは、会で用意したお菓子のほか、保護者が事前に買い、
玄関付近に隠しておいたものを手渡す段取りです。
突然現れた「
ひげの男」に泣き出す子どももいましたが、
1時間ほどで22人に無事行き渡りました。
小田会長(65)は「
子どもたちが将来、地区を出ることになっても、
自分たちの古里はこんなことをしてくれたと、自慢してほしい」と話していました。
宮崎日日新聞 12月26日より抜粋
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