2月3日の節分を前に、延岡市の今山大師で28日、
豆まきにつかう「
福豆」の袋詰め作業が行われました。
今山大師慶賛会の会員約20人が今年1年の海運を願い、
1袋ずつ丁寧に袋詰めしました。
節分は立春の前日に今年1年の関連と無病息災を願うもので、
「
魔(ま)を滅(めっ)する」という意味を込めて「
豆(まめ)」をまきます。
同大師では毎年この日に「
節分星祭り」を開催。
赤鬼と青鬼が登場して人間の煩悩を福に変える「
修生鬼会(しゅじょうおにえ)」に続いて、
年男と年女約70人が豆をまきます。
同日は大豆60キロと、赤、緑、白などの五色豆20キロを用意。
青の法被を着た会員が、1袋につき大豆1さじと五色豆5個、
さらに「
今山大師節分福豆」と書かれた札を入れた後、
札が曲がらないように整え丁寧にホチキスで閉じました。
午前9時から1日かけ約4500袋を作りました。
野中住職は「
今年は温かい心で生活することにより運気が上がる年。
戦後70年の年でもあり、温かな心で世界平和や
個々の良好な人間関係を築く転機となる節分にしたい」と話していました。
宮崎日日新聞 1月30日より抜粋
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