木城町中之又の中野地区や弓木地区で、ウラクツバキが見頃を迎えています。
山あいの集落に淡いピンクの花をほころばせ、住民らを楽しませています。
ウラクツバキは、室町時代に中国から輸入されたツバキと
日本のヤブツバキとの間にできたと推定されています。
花は直径5~7センチと小ぶりで、年明けから咲き始めました。
中野地区は、旧中之又小から西へ約4キロの集落。
以前は県の天然記念物に指定されていた巨木があったが、2003年に枯死し、
今では数十本が県民の軒先や道路沿いで咲いています。
中之又で暮らす壱岐フイノさん(93)は
「厳しい寒さが続くが今年もかわいらしい花を付けてくれ、
見ているだけで温かい気持ちになる」と見入っています。
木城町中之又のウラクツバキは2月末まで観賞できるとのことです。
宮崎日日新聞 1月30日より抜粋
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