地域の環境美化に貢献している小中学校などに贈る第15回環境美化教育優良校等表彰で、
木城町・木城中(柳田光寛校長、151人)が優良校・協会会長賞に選ばれました。
15年前から全校生徒で清掃活動に励む点が評価され、
本県では唯一の受賞となりました。
同表彰は、清涼飲料など六つの飲料業界団体でつくる食品容器環境美化協会が主催しました。
今回は全国から、最優秀校4校、優秀校6校、優良校32校の全42校が表彰されました。
同校は、2000年から総合的な学習の一貫で社会福祉体験活動を実施しています。
毎年3、11月に全校生徒が参加し、町内の道路や公共施設、
介護施設、小丸川河川敷などでごみを拾い、
窓ふきなどをしています。
近年は木城小5、6年生も加わり中学校に入学後、環境の変化に対等できずに
ストレスを抱える「中1ギャップ」解消にも努めています。
また、毎年7月にある町主催の「小丸川クリーン作戦」にも全校生徒が参加します。
生徒会は、発展途上国でのワクチン接種に役立ててもらおうと、
ペットボトルのキャップ回収にも取り組んでいます。
表彰伝達式は16日に木城中であり、県農協果汁の清水健一管理部部長が、全校生徒の前で生徒代表に
表彰状を手渡しました。生徒会長の飯干颯太君(14)は「古里へ感謝の気持ちを
持ち、これからも環境美化に努めたい」と話していました。
(宮崎日日新聞 2月18日 抜粋)
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