老朽化により再整備されることが決まっている県立宮崎病院について、
河野知事は25日、2月定例県議会の代表質問の答えに
「
全面建て替えが必要と考えている」と表明しました。
全面建て替えと一部改修の2案で検討されてきた再整備の方向性について
知事が見解を示すのは初めてです。
建て替えが決定した県立宮崎病院↓
その理由として知事は「
全県レベルの中核病院で、今後もその機能を
果たしていく使命を考えると、十分な機能強化が図られ、
さまざまな課題も改善できる全面的な建て替えが必要と考えている」と述べました。
県は2012年度に検討に着手。
敷地北側に新病院を建設する「
全面改築案」(事業費約185億2千万円)と
一部既存病棟を活用して大規模な改築を行う「
診療棟改築および病棟改修案」
(同約143億7千万円)の2案に絞られていました。
3月4日の県議会厚生常任委員会で全面改築の基本構想案が報告され、
その後パブリックコメントを経て3月末までに基本構想を策定。
関連予算を15年度中に県議会に提案します。
病院は18年度の工事着工、21年度の開院を目指しています。
宮崎日日新聞 2月26日より抜粋
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