園芸農業などの燃料として使用される木質ペレットの製造工場が、
このほど都農町岩山地区に完成しました。
過去の原油高の祭には同町の基幹産業である農業が苦しめられたことから、
地元生産者、行政関係者らは「生産国の情勢や為替などに左右されない
安定した燃料を得られる」と期待しています。
工場を建設、運営するの都農ペレット工業(同町、河野章弘社長)。2014年6月に
約4700平米㍍の工場敷地で着工。同7月に県、同町から
立地企業として認定を受けました。
工場は鉄骨平屋で延べとコ面積約800平方㍍。ぞもと製材所などで集めた端材、
間伐材で木質ペレットを年間約4800㌧生産し、
県内外へ出荷します。
事業開始に当たり地元から5人を新規採用しました。木質ペレット用ボイラーの
農家への紹介なども手掛けます。
竣工(しゅんこう)式は同工場で行われ、河野正和町長が原油価格は今は
下落しているが、輸入資源に一喜一憂させられる暮らしを見直す動きは
確実に実行させなければならない」とあいさつしました。
河野社長(52)は「素晴らしいペレットを作り、将来は地元施設園芸農家への
供給を進めて生きたい」と意気込んでいました。
宮崎日日新聞 2月21日より抜粋
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