都農町の「食育・地産地消講座~都農のトマトを味わう講座~」
(同町認定農業者協議会主催)は、
同町健康管理センターで
このほどありました。
地元の特産物であるトマト10品種がそれい、参加者たちが講座や料理を通じて
生産現場の様子や味、食感などを学んでいました。
昭和初期から栽培され、全国でも屈指の生産量を誇る同町さんトマトをPRし、
地産地消の拡大につなげようと初めて企画しました。
女性を中心に町内外から約30人が参加しました。
冒頭に同町出身で県内初のシニア野菜ソムリエ、湯浅まき子さん(55)
=宮崎市=による講座があり、トマトの原産地や日本での普及、
同町では年間約5千㌧が生産され全国市町村でも
ベストテンに入ることなどを講義。
現場での栽培方法や豊富な栄養などについても説明しました。
料理教室では地元産トマトと豚肉を使い、県内ご当地グルメコンテストで高い評価を
受けた「炙(あぶ)り豚トマト飯」を調理。
ミニ、中玉、大玉の10品種のトマトの食べ比べもあり、同町駅の
主婦松村悦子さん(77)は「トマトは大好きだが、
こんなにいろいろな種類があると知らず驚いた」と
話していました。
同協議会の門田守生会長(47)は「他の野菜や果物についても講座を開き、
消費者と交流していきたい」と意気込んでいました。
宮崎日日新聞 2月27日より抜粋
コメント 0