高鍋町・高鍋農業高の食品科は、同科が製造した加工品を
詰め合わせたギフトセットを初めて作り、
同町のホテル四季亭で試験販売しています。
購入者にアンケートへ答えてもらい消費者ニーズ調査も行い、
将来の商品開発に役立てるそうです。
販売しているのは、同科のオリジナル乳酸飲料「ラクミ」とイチゴジャム、
ケチャップの計3個入りなど4種類で、価格は950~1400円。
それぞれ7箱を用意し店頭に並べました。
いずれも縦32、横17センチの化粧箱に入っており、
外箱には学校名のラベル付き。
1人1箱限定で、購入の際には性別や年齢、
購入動機などを記入するアンケートに答える必要があります。
同校はこれまで、町内の物産館などで商品を単体で販売してきたが、
贈答用商品が欲しいとの声を受けギフトセットを企画。
来年度には、アンケート調査の結果を反映させた
詰め合わせセットを開発する予定だそうです。
同科は「今までは良い品の製造には重点をおいてきたが、
今後は消費者ニーズに合った販売法を考え、
流通にも力を入れたい」と意欲を示しています。
販売場所を提供したホテル四季亭の金田一成社長は
「生徒が作った商品の魅力を伝えるお手伝いができればうれしい」と話しています。
宮崎日日新聞 3月3日より抜粋
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