高鍋町近辺にしかない固有種とされる花木「タカナベカイドウ」が、
同町で咲き始めました。
花は順次開花し、今月末まで楽しめるとのことです。
タカナベカイドウはバラ科リンゴ属。
桜やリンゴの花に似ており、成木は高さ3メートル、葉張りは5~6メートルほど。
保護、普及活動に取り組む高鍋自然愛好会によると、花は3月14日に咲き始め、
場所によって開花にばらつきがあるといいます。
町内では町美術館や高鍋湿原の入り口、町上下水道課前の黒谷街区公園、
持田の河野康男さん方などで観賞でき、
現在はいずれも、赤く膨らんだつぼみがぎっしり付いた状態。
淡いピンクの花がつぼみの間でかれんに咲くそうです。
町美術館と高鍋湿原では今週末、同公園と河野さん方では
今週末に見頃を迎えそうとのことです。
同愛好会の坂田佐一郎会長(74)は
「花びらは満開になるにつれ白くなり、葉もたくさん生えてくる。
ピンクの花をメーンに楽しみたいのなら今がお薦め」と話しています。
宮崎日日新聞 3月18日より抜粋
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