2013年に宮崎市街地のマンションで女性を殺害し、
遺体を損壊するなどしたとして、殺人と死体損壊・遺棄などの罪に問われた
同市吉村町、無職金丸真菜美(24)、住所不定、無職阿部祐美(23)の
両被告の裁判員裁判第6回公判は17日、宮崎地裁で開かれました。
殺害したとされる日について両被告は、
事件の中心とされる住所不定、無職東竜二被告(29)が最終的に被害者の口元を押さえ、
両被告に指示した状況などを詳しく語りました。
2人の証言によると、意識不明になっていた被害者が同年8月15日に
うなり声を上げ始めた際、東被告は被害者の口をタオルで押さえ
「
どうする」と繰り返して相談、金丸被告が「
殺す」と返答。
東被告は「
おまえが言ったから代われ」と金丸被告と交代し、
その後再び東被告が被害者の口元を押さえ、被害者が亡くなりました。
東被告の指示で金丸被告は被害者の両手を押さえ、
阿部被告は左膝付近に手を置いたとそれぞれ説明しました。
金丸被告は、自らが被害者の口元を押さえた際、息が止まったと思い手を離したら、
また呼吸し始めたとしていましたが、阿部被告は「
東被告が金丸被告に
『おまえがやっても声が漏れ続けている』と、タオルを取り上げたと言った方がいい」と
述べるなど若干の食い違いも見られました。
同日の公判では、検察側の証拠調べで遺体の損壊や遺棄の状況なども説明されました。
*3月17日の記事に関連記事が書かれています。
宮崎日日新聞 3月18日より抜粋
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