九州ICT教育支援協議会(桑崎剛会長)公開研究会in宮崎は14日、宮崎市の
宮崎公立大でありました。九州各県や山口県の学校教諭ら約60人が参加しました。
事例発表などを通して、タブレット端末など情報通信技術(ICT)の
学校現場での活用方法を学びました。
福岡県嘉麻市教育センターの情報教育支援センターの情報教育支援教員池田勇さん(50)が、
2012年まで3年間限定で同市教委にICT支援員10人を配置して
得られた成果について事例発表しました。支援員からタブレットの
使用方法や授業への応用を学んだ小学6年生が
道徳授業で会員制交流サイト(SNS)を
体験し情報モラルを学んだ様子や、
特別支援学級の児童がタブレット端末を使って漢字を学習したケースなどを報告しました。
池田さんは「タブレットを取り入れることで、児童の学びへの関心が高まる。
授業の質をあげるためには、長期的な支援員の配置が有効」と述べました。
同協議会は九州各県の小中高校の教諭、通信機器メーカーが中心となり11年に
発足しました。ICTの効果的な活用や導入後の課題解決につなげようと、
研究会や先進地の視察を続けています。
(宮崎日日新聞 3月15日 抜粋)
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