九州三大春祭りの一つ、延岡市の延岡今山大師祭を前に、
弘法大師銅像を洗い清める恒例の大沐浴が3月26日、行われました。
今山大師慶賛会の会員ら約70人が参加。
法要の後、野中玄雄住職による読経の中、
男性会員約30人が台座を含め17メートルの高さに組まれた足場に上り、
高圧洗浄機や、竹ざおに巻き付けた布、モップなどを使って、
大師像の目の奥や、鼻や口の周辺など細部にわたって
丁寧に汚れを落としていきました。
慶賛会の木村邦子副会長は「さわやかな天気に恵まれ、
お大師さんも沐浴が気持ち良かったのでは。
先日、大分まで高速道路が完全につながったので、
今年の大師祭には佐伯市や大分市からのお客さんも
さらに増えるのではと期待している」と話していました。
今年の今山大師祭は「世界中 平和の光 お大師さん!」をテーマに、
4月17~19日の3日間開催。
東九州自動車道宮崎‐大分全線開通を祝い、
大法要や市中パレード、のぼりざる物産展、
見立て細工の展示などが行われます。
また、銅像前の境内では採灯護摩を行い、戦後70年に当たっての平和と、
東日本大震災被災地の復興を祈ります。
宮崎日日新聞 3月27日より抜粋
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