小林看護医療専門学校1期生の入学式は4月3日、小林市文化会館でありました。
看護学科に40人が入学。
西諸地域で初めての正看護師養成校の開校となり、
地域の医療現場で活躍する人材の育成が期待されています。
入学式には新入生や保護者のほか、行政や医療関係者ら約150人が出席。
志戸本校長が「資格取得後は西諸地域の医療・福祉に貢献する人材となることを、
地域の人々が願っている。
新しい伝統と歴史を築いていきましょう」と式辞を送りました。
新入学生を代表して朝稲千尋さん(18)は「西諸地域では高齢化が進み、
看護に対する期待が高まっている。
仲間や地域、家族を心の支えにして、3年間学びたい」と誓いの言葉を述べました。
同校は宮崎市の宮崎総合学院が運営。
西諸地域の慢性的な看護師不足を解消しようと、小林、えびの市、高原町の
首長や議会関係者らが西諸看護学校誘致促進協議会をつくり、誘致を進めてきました。
校舎の建設費など事業費の一部を小林市が負担したほか、
開校後の運営費の一部を2市1町が助成します。
宮崎日日新聞 4月4日より抜粋
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