延岡市西階町の西階公園に新しい大型複合遊具が完成しました。
子どもの年齢や体の成長に応じた、27の遊び方が可能な多機能性が特徴です。
共用開始されると子どもたちの利用が絶えず、
地元住民らは公園の利便性向上を喜んでいます。
複合遊具は、らせん型など四つの形状が異なる滑り台や簡単なボルダリングの壁、
トンネルなど27種の機能を備えています。
年齢や体格ごとに楽しめるよう、全体を三つのゾーンに分けて設計。
遊具の種類や位置、高さが工夫されています。
6~12歳が利用対象で、幅は21メートル×20メートル、
最大の高さは6.9メートル。
選定に当たって、学校関係者や保護者らによる会議のほか、
南方小児童、西階幼稚園児へのアンケート結果などを踏まえました。
同公園では、本年度中さらに幼児向けの複合遊具を設置する予定。
以前あった複合遊具は、1977年に作られ、
劣化が著しかったことから、昨年度に更新を決定。
使用できる遊具の一部は、同市の須美江家族旅行村に移設しました。
既存遊具の撤去費用を含む総事業費は2千万円。
オープニング式典はこのほどあり、関係者らによるテープカットの後、
児童らは早速、見晴らし台に登ったり、追いかっけこをしたりと楽しみました。
南方小3年の橋倉暉人君(9)は「前のものよりいろんな遊び方ができて楽しい。
また友達と来たい」と笑顔で話していました。
宮崎日日新聞 4月13日より抜粋
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