第20回宮崎国際音楽祭は4月29日、開幕しました。
初日は、宮崎市の橘通りが歩行者天国となり
「みやざき国際ストリート音楽祭2015」が開かれ、
クラシックやジャズ、ポップスなど多彩なジャンルから
プロ、アマチュアの演奏家29組が公演。
来場した約3万2千人は、街中に鳴り響く音楽に歓声や拍手を送りました。
同市中心市街地に特設ステージを7ヵ所設置。
宮崎山形屋前のメーンステージでは、時折雨が降る中、
同祭音楽監督の徳永二男さんらが、ストラビンスキー「兵士の物語」を披露。
テレビドラマなどで活躍する俳優石丸幹二さんも語りで出演し、
声色を変えながら兵士や悪魔役など7役を務め、
観客を作品の世界に引き込んでいました。
石丸さんは「客席からの力を感じた。
皆さんと一緒に作品をつくり上げられた」とあいさつしました。
宮崎市吉村町の公務員、松田隆さん(42)は、
「あいにくの天候だったが、出演者の迫力の演奏を存分に味わえました」と
話していました。
同祭は、同市のメディキット県民文化センターを主会場に、5月17日まで開かれます。
宮崎日日新聞 4月30日より抜粋
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