自然や風土と調和した宮崎市の建築物や街並みを表彰する
2014年度の市景観賞が決まりました。
今回は建築部門が対象で、ソレイユ保育園、
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート正面玄関前の
通路を兼ねた空間「センス・オブ・アライバル」、
健康増進施設「フィオーレ古賀」の3施設が選ばれました。
ソレイユ保育園は、周辺住宅と調和するよう低く抑えられた
建物や空間を柔らかく包み込む円弧状のデザインが評価されました。
「センス・オブ・アライバル」は四季折々の草花で彩り、
夜間は一帯がライトアップされ、空間が幻想的に演出される点が受賞理由。
フィオーレ古賀は、ワシントニアパーム、周辺の建造物が映り込むガラスの壁面が、
「本県の陸の玄関口にふさわしい景観」と認められました。
市役所でこのほどあった表彰式には、
各建築物の所有・管理責任者や設計・建設に携わった業者ら約15人が出席。
戸敷正市長が賞状と記念プレートを手渡しました。
同保育園の中村浩子園長は
「園児が伸び伸びと過ごせる開放的な空間を実現してもらった。
多くの人の思いがこもった建物が評価されうれしい」と話しました。
昨年10~12月に79件の応募があり、
市景観審議会委員や学識経験者ら6人が審査しました。
同賞は2012年度に創設。
まちづくり活動、屋外広告物部門もあり、毎年1、2部門が表彰されます。
宮崎日日新聞 5月1日より抜粋
コメント 0