都農町の地域住民交流施設「都農ふれあいの居場所」は11日、
施設を利用する高齢者がアクリル毛糸で編んだたわし350個を、同町内の
3小学校に贈りました。3年前から毎年行っており、子どもたちは
「大事に使いたい」と喜んでいました。
利用者の交流の一環として取り組み、3校に100個ずつ、都農東小内野々分校に
50個を贈呈しました。約1年かけて製作したたわしは大人の手のひらほどで、
色とりどりの毛糸で編み上げました。
施設を運営するボランティア団体「たわわハートねっと」の青木智美代表(39)は
「高齢者にとってたわし作りは子どもとの接点。
元気の源になっている」と話しています。
都農小であった贈呈式では、児童を代表して給食委員長の
永友悠聖君(11)と一瀬美咲さん(11)=いずれも6年=が出席しました。
たわし100個が入ったプレゼント袋を手にした永友君は
「僕たちのために作ってくれてうれしい。
手洗い場やトイレ掃除の時に使いたい」と感想を述べました。
(宮崎日日新聞 5月17日 抜粋)
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